年に一度、要約筆記の理解を深めるため、例会のテーマとして、取り上げています。

今回はまず、要約筆記担当理事と理事長から、要約筆記とその利用について理解を深めるお話を聞きました。その後、参加された要約筆記者から要約筆記をする上で大切にしていること、利用者への思いなどを話していただきました。最後は難聴者から、今後の要約筆記への関わり方、感想を発表してもらいました。それぞれの立場での意見交換もでき、貴重な学びの時間となりました。

・要約筆記者は求められるものが厳しく、試験に合格しなければ、活動ができない。

・その上で、研鑽を重ね、利用者に役立つ要約筆記をめざす。

・要約筆記をきちんと理解してほしい。

・要約筆記は中途失聴・難聴者の最大公約数的なコミュニケーション手段、積極的、主体的に利用して社会参加を。

・利用者の意見や希望を聞かせてほしい。

・相互理解を深め、よりよい情報保障をめざす。