9月例会は「難聴を語ろう」をテーマにフリートークを行いました。自身のきこえ、発症期、日常の主なコミュニケーションの取りかた、困っていることなど順にマイクを回して、自由に語っていただきました。きこえや環境などさまざまであっても、辛く厳しい生活のなかで葛藤を繰り返しながらどこかで前を向くきっかけをつかみ、難聴や失聴と付き合いながら生活しています。共通するのは皆が難聴は自分ひとりと苦しんだ経験を持ち、同じような苦しみを抱えている人がいることを知って勇気付けられたことでした。難聴協で同障者と出会い、その思いを共有することができて本当に良かったと感じていました。
このような語り合いの場をもてたことを嬉しく思い、難聴協の存在意義を改めて感じました。まだ協会のことを知らず、ひとりで悩みを抱える難聴者にも決して一人ではないこと、このような場があることを知って参加してもらえるように努力していきたいと思います。