11/12、13に国際障がい者交流センター「ビッグ・アイ」で第14回共に生きる障がい者展が開かれました。このイベントは障がい者の自立と社会参加、障がいへの正しい理解を啓発し推進することが目的です。そして、私たちが伝えたいことは「難聴や要約筆記のことをもっと知ってほしい」という思いです。昨年と同じくプレゼンテーションとブース出展を行いました。
舞台ではプレゼンテーションを、ブースでは聞こえの相談窓口、難聴と要約筆記利用の体験のコーナーなどを設けました。20分のプレゼンテーションの寸劇では「難聴者の或る日の1コマ」を演じました。難聴者が1人で受診すると聞こえが不自由なことでいろいろな不便が生じ、スムーズに行かず、大変な思いをする。しかし、要約筆記者同行ならば聞こえの不便を感じることなくスムーズに受診できることを見ていただきました。そして、要約筆記者同行でなくとも、周りの人の話し方や筆談、身振りなどの配慮により、不便さが軽減する。ぜひ配慮をお願いしたい、と呼びかけました。
興味を持って、見て、理解してもらえるようにひと工夫した中途失聴・難聴者と要約筆記の啓発活動でした。